東京千住・まちかどブログ 商家の繁栄と先人の暮らし

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郷土博物館の「美と知性の宝庫 足立」展はおすすめ

4月3日、足立区立郷土博物館で、文化遺産調査特別展「美と知性の宝庫 足立」展を鑑賞してきました。
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今回の展示のねらいは、博物館によると、

「千住の琳派や谷一門の活躍など、近世後期から近代までの江戸文化に焦点を当ててご紹介します。琳派の美と谷一門の知性がひびきあう画業をご覧ください。今回の文化遺産調査特別展「美と知性の宝庫 足立」を通して、足立区の文化遺産について考えていただく機会となれば幸いです。」だそうです。

江戸時代、千住の商人達は豊かな経済力をバックに、当時の一流の文化人との交流がありました。その遺産が現在の千住の商家に残されています。その一部を含め、今回の特別展で紹介されています。

千住の歴史を江戸文化の視点から学ぶ良い機会であると思います。5月22日まで開催されていますので、是非、行ってみてください。

詳しいことは、こちらの郷土博物館のページをご覧ください

なお、郷土博物館の内外は、桜が満開です。
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葛飾北斎「富嶽三十六景」顕彰碑

葛飾北斎の有名な浮世絵「富嶽三十六景」に、千住が三枚も描かれていました。

3月19日、これらが描かれた場所に顕彰碑が設置され、その除幕式が行われました。

顕彰碑は、足立区のまちづくりトラストの助成を受け、NPO法人千住文化普及会が設置したものです。

千住仲町公園内に設置された「隅田川関屋の里」の顕彰碑です。
式典外10


富嶽三十六景千住-001
武州千住


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隅田川関屋の里


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従千住花街眺望ノ不二

参考までに、こちらのブログもご覧ください。
13.08.09 富嶽三十六景 ~その1武州千住
13.08.23 富嶽三十六景 ~その2関屋の里~
13.09.08 富嶽三十六景 ~その3 従千住花街眺望ノ不二~

第3回千住乃酒合戦

11月22日、「第3回千住乃酒合戦」が東京芸術センターにて開催されました。主催は、千住中組協議会です。
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第1部は足立史談会の安藤義雄氏による講演会が開催され、今から200年前、千住で繰り広げられた酒合戦についてユーモアを交えて解説が行われました。
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会場は立ち席ができるほど盛況でした。また、会場内には、足立区立郷土博物館所蔵の200年前の酒合戦を記録した「後水鳥記」が展示されていました。
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講演会終了後、いよいよ酒合戦が開始、準備万端です。盃で一番大きいものは3升入るそうです。
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審査委員も着席。いよいよです。三味線や太鼓が場を盛り上げてくれます。
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審査委員が試飲した後、一般参加者の酒飲み合戦が始まりました。お酒を一杯飲んで大丈夫かなと心配していたら、どうやら今回はお酒ではなさそうです。
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当時の酒のつまみが再現され、展示されていました。200年前にしては、すごいごちそうだったのでは。
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会場の外では、大道芸人やお酒の無料試飲会がおこなわれていて、大盛況でした。
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千住の酒合戦

ちょうど200年前の文化12年(1815)、千住の街で盛大に酒合戦が行われました。

それは単なる酒の飲み比べにとどまらず、当時の一流文化人をも巻き込んだ一代イベントだったそうです。

そんな酒合戦を振り返るパネル展が開催されています。
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◎ 期間
   11月23日(月)まで  午前10:00~午後4:00
◎ 会場
   東京電機大学ギャラリー 北千住駅東口徒歩1分 1号館1階
◎ 主催
   足立区立郷土博物館

また、酒合戦の関連イベントが多数開催されていますが、地元の有志による「第3回千住乃酒合戦」が行われます。
◎ 日時
   11月22日(日)  講演 午後1時~1時45分  酒合戦 午後2時~3時30分
◎ 会場
   東京芸術センター  北千住駅西口徒歩7分
◎ 主催
   千住中組協議会
詳しくは、こちらをご覧ください





先人の暮らし~その4 千住唯一の山車~

千住は江戸時代以降、宿場町として、またやっちゃ場に代表される物資の集積地として繁栄しました。
特に、明治時代から昭和の戦前にかけて、大きな経済力を背景に栄えました。

その繁栄は、山車や神輿といった祭礼の用具に反映され、今日まで残されています。
山車で現存するのは、千住四丁目氷川神社の「静御前の山車」一基だけとなっています。
千住の山車

この山車は現在、足立区立郷土博物館で解体されて保存されています。今月26日、5年ぶりに組立披露されます。この写真は平成20年のものです。

・日程 10月26日(土曜日)午後2時から3時(予定)
・会場 郷土博物館(足立区大谷田5丁目20番1号)

組み立てに当たり、郷土博物館で山車の装飾品が展示されています(20日まで)。

山車の一番上が静御前の人形です。思ったより大きなものです。
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山車の二層目が「四方幕」といわれるもので、鶴の刺繍が見事です。山車を見ていると、当時の千住の経済力の大きさがうかがえます。
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郷土博物館では、11月から千住のお宝を一挙に公開する「大千住展」が開催されます。山車以外にも、千住のお宝が多数見られるそうです。楽しみです。

「大千住展」については、こちらをご覧ください

また、関連イベントも開催されます。詳しくは、こちらをご覧ください



先人の暮らし~その3 富士山信仰と富士塚~

先月、世界遺産に登録された富士山は、古くから人々の信仰の対象でもありました。

特に、江戸時代、富士山信仰は町場に住む人々に自由に広がっていきました。町民や職人が中心となって、その母体は「富士講」という信仰組織で、「江戸八百八講、講中八万人」と言われるほどであったそうです。

富士講の発達により「富士塚」と言われる人工の山が造られました。富士山を模して頂上に浅間神社を祀り、誰でも富士登山ができるようにしたものです。

千住は富士講が盛んな地域で知られ、富士塚は現在3か所残っています。

7月1日、その一つである千住神社の富士塚に登ってきました。千住神社の富士塚は、1年のうち、富士山の山開きに合わせて、この日だけ登山が許されています。
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登ってみて初めて気づいたのですが、登山道には5号目、6号目、7号目、頂上などの道標がありました。
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頂上には、浅間神社を祀る祠が安置されていました。
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先人の暮らし~その2 千住の「えんま詣で」~

1月15日、勝専寺の縁日に行ってきました。地元では、おえんま様と言われています。

普段は閉まっている赤門が開いていました。
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赤門をくぐると、左手に閻魔堂があり、その中にえんま大王が安置されています。1789年作と伝えられており、約220年間地元の人々に親しまれてきたものです。
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このえんま大王像の開帳は、1月と7月の15日、16日のみ行われます。江戸時代からこれらの日に、「えんま詣で」をすることが庶民の楽しみだったようです。

一方、江戸時代、住み込みの奉公人は「薮入り」と言って、1月と7月の16日、年2日だけ休暇が与えられたそうです。

勝専寺のえんま詣では、当時、薮入りで宿下がりの奉公人で賑わったとの記録があります。これは地獄さえ休息するということから薮入り休日と結びついた信仰だったらしいのです。

現代でも、おえんま様の縁日は、千住の子供たちにとって年2回の楽しみとなっており、境内は子供たちで賑わっていました。

なお、辞書では、えんま詣でとは「陰暦1月16日(初閻魔)と7月16日(大斎日)に閻魔堂に参詣(さんけい)すること。この日は地獄の釜(かま)のふたが開き、罪人が責め苦を免れると伝えられる」とあります。

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先人の暮らし~その1 千住のパワースポット・二か所の富士塚~

最近、富士塚が千住のパワースポットとして注目を浴びています。

江戸時代、江戸を中心に富士信仰が広まり、その講社は江戸時代後期には「江戸八百八講、講中八万人」と言われるほどであったそうです。千住は古くから富士講の本拠地として知られ、人々の信仰を引きつけてきました。

千住大川町にある氷川神社境内には、富士山の溶岩を積み上げて造られた富士塚があります。

富士塚は富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山や塚です。碑が数多くあり、最も古い碑は1824年、約190年前のものです。毎年、富士山の山開きが行われる7月1日には、氷川神社で祭礼が行われています。

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また、千住宮元町にある千住神社境内にも、1923年(大正12年)に築造された富士塚があります。
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Author:千住げんき
千住は、下町情緒と都会の雰囲気がごちゃまぜなところがおもしろい街です。結婚してすぐ千住に住んで35年、年々暮らしやすい街だと感じています。

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